インフルエンザ陽性の方が増えてきていますので、早めにワクチン接種をしましょう。またインフルエンザの予防薬もありますので、詳しくはこちらのページをご覧ください。
ではインフルエンザについて少し説明したいと思います。
インフルエンザは毎年冬に流行する感染症で、インフルエンザウイルスによって引き起こされます。ただしコロナ禍以降は、流行時期が早まったり遅まったりすることもあり、注意が必要です。
症状は、38度以上の高熱、寒気、頭痛、関節の痛み、のどの痛み、せき、たん、鼻水などで、普通の風邪と似ていますが、インフルエンザのほうが症状が重いことも少なくありません。
インフルエンザは、感染者のくしゃみやせきで飛び散ったウイルスを吸い込むことでうつります。また、ドアノブや手すりなどを介しても感染します。予防には、手洗い、マスクの着用、十分な睡眠や栄養のある食事をとって免疫力を高めることなどが大事です。
さらに、毎年の予防接種(ワクチン)も重要です。予防接種によって感染のリスクを下げられ、かかっても症状が軽くすむ可能性があります。特に高齢者や持病のある人は重症化のリスクが高いため、積極的に予防接種を受けることが推奨されます。なお最近2歳以上19歳未満を対象に、針を刺さずに鼻から投与するタイプのワクチンが使えるようになりました。ワクチンについてはお近くのクリニックや医院にご相談ください。
万が一、インフルエンザを疑う症状があれば、早めに受診しましょう。インフルエンザにかかっていた場合は、処方された薬を服用して安静に過ごしましょう。他の人にうつさないよう、学校も決められた期間は休むことが大切です。
自分の健康を守るだけでなく、家族や友人のためにも、日ごろから予防を意識して生活しましょう。