
胃カメラ検査
胃カメラ検査
当院では消化器内視鏡専門医により苦痛を軽減できるように胃カメラを実施しております。
なるべくご負担が少なくなるよう、鎮静剤を用いたり、経鼻内視鏡という鼻から挿入するタイプのカメラでの検査を行っております(希望に応じて、経口からの検査も可能です)。
鎮静剤を使用することで、ウトウトとした眠ったような状態となり、痛みや恐怖を感じにくくなります。これまで検査がつらかった方や、出来るだけ楽に胃カメラを終えたい方におすすめです。
胃カメラでは体質などにより嘔吐反射や咳などで苦しんでしまう方もいらっしゃいますが、眠っている状態で検査を行うと、このような苦痛を感じることが少なく検査が終了します。
検査終了後は、鎮静剤の効果が切れるまでしばらく休憩していただきますので、安心してご帰宅できます(鎮静剤を使用した場合、自動車、バイク、自転車などの運転はできませんのでご注意ください)。
鼻から細い内視鏡を挿入する経鼻内視鏡検査では、内視鏡が舌の根元に触れることなく進みますので、嘔吐反射が起こりにくくなります。また、麻酔は鼻にだけかけますので、検査中は医師や看護師と会話ができ、安心感が高まります。(もちろん経鼻内視鏡検査でも鎮静を併用できます)。
技術の進歩により、現在では、経口内視鏡と同等の解像度画像が得られるようになっています。
使用する内視鏡や処置具は、日本消化器内視鏡学会が定めているガイドラインに準拠した消毒衛生管理を実施しておりますので、安心して検査を受けていただけます。
40歳を越えると、一般的に胃がんの罹患率が上昇するといわれています。
胃がんは早期発見・早期治療が何より重要です。年に一度は、胃内視鏡検査をご検討ください。
1
検査予約
胃内視鏡検査をご希望の場合、事前に外来を受診していただき、診察ののちに予約をします。
2
検査前日
夕食は21時までに済ませてください。
水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。
3
検査当日
4
検査
検査着に着替え、ストレッチャーに横になっていただきます。
鎮静剤を注射しリラックスした状態で検査を受けていただきます(鎮静剤を希望されない場合、注射はありません)。
※検査時間:5~10分程度
5
検査後
検査終了後はリカバリールームで休憩いただき、その後、医師より検査結果について説明があります(鎮静剤を使用しない場合はリカバリールームでの休憩は必要ありません)。
鎮静剤を使用した場合、車等の運転はできませんのでご注意ください。
3割負担 | |
胃内視鏡検査(観察のみ) | 約4,000円 |
胃内視鏡検査+生検※ | 追加で約3,500円~7,000円 |
ピロリ菌検査 | 約700円 |
(税込)
※生検とは病変の組織を一部採取して、顕微鏡で確認する検査です。
※上記費用に診察料(血液検査含め2,000~3,000円)、薬剤料などが別途かかります。